9日のNY金は小反発

2021/06/10 8:29:18

 今朝のNY金は1890ドル台前半での取引。
 9日のNY金は小反発。朝方は米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.47%台まで低下したことや為替のドル安を背景に買われ、中心限月の期近8月限は1901.70ドルまで上昇。しかし、その後はドルが持ち高調整なとの買いに対ユーロで上昇したことを受け、利益確定の売りなどが先行し上げ幅を縮小した。
 また、市場ではインフレ動向や米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小議論開始時期を見極めようと、日本時間10日午後9時30分発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を待つムードが広がっている。CPIの市場予想は前月比0.4%上昇、コアCPIは同0.4%上昇。

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