貴金属市況=金と白金が共に下落

2021/06/17 17:19:45

 17日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金標準は下落。清算値確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通しで、利上げ時期が3月時点の2024年以降から2023年に前倒しされたことや、米FOMC後の記者会見ではパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を巡る討議を始めたことを表明したことが、市場では米FOMC結果が「タカ派的」と受けとめられ、米長期金利の上昇や対主要国通貨でのドル高が進行したことから、金は急落した。
 白金は下落。米FOMC結果を受けた売りに下押され、軒並み下落して取引を終えた。

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