23日のNY金は小反発

2021/06/24 8:27:59

 今朝のNY金は1770ドル台後半での取引。
 23日のNY金は小反発。朝方は為替のドル安・ユーロ高による割安感から買われ上昇。また、前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、早期の利上げに対する過度の警戒感が後退したことも金利を生まない資産である金の下支え要因となった。
 ただ、その後は調査会社IHSマークイットが発表した6月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が62.6と、市場の低下予想に反して上昇。また、米FRB当局者2人が「米国の高インフレ期間は予想以上に長引く可能性がある」との考えを示したことから、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建てで取引される金は割高感から売られ上げ幅を縮小した。

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