貴金属市況=金と白金が共に下落

2021/06/30 15:21:15

 30日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金標準は下落。海外安を映した売りが入り、大幅下落。7月2日に発表を予定される6月の米雇用統計を控え、非農業部門雇用者数の増加予想が強まったことが圧迫材料。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小(テーパリング)への懸念が相場の上値を押さえており、警戒感から売り圧力が強まった。
 白金標準は下落。新型コロナウイルス再感染や半導体不足による自動車生産台数の減少にともなう自動車触媒需要の減少懸念が相場の上値を圧迫した。

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