貴金属市況=金と白金が共に上伸

2021/07/01 15:29:21

 1日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
 金標準は上伸。海外高や円安をみた買いが入り、軒並み上伸して取引を終えた。昨日の下落に対する買い戻しが入った他、新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染拡大への懸念から安全資産として買いが入ったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小を巡る思惑から米長期金利の指標となる米10年債利回りの上値が重いことも、金利を生まない資産である金への支援材料となった。
 白金標準は堅調。円安をみた買いや金の上伸になびいた買いが入り、プラス圏で取引を終えた。

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