5日のドル建て金現物、為替のドル安で上昇

2021/07/06 8:58:35

 今朝のNY金は1790ドル台での取引。
 7月5日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場。同日のドル建て金現物相場は為替のドル安による割安感から買われ、1790ドル台に上昇。2日に発表された6月の米雇用統計で、非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を上回ったものの、失業率が悪化したことから、外国為替市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の量的緩和縮小に動くほどの内容ではない」との見方が広がり、ドルが対主要通貨で売られた。
 市場では「目先の上値抵抗線は1800ドル」との見方が聞かれたほか、日本時間8日午前3時に発表予定の6月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まっている。

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