貴金属市況=金と白金が共に下落

2021/07/08 16:11:31

 8日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金標準は下落。7日に公開された6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的な内容と市場が捉えたことや、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが低下したことから、ドル建てNY金が上伸し、1800ドル台を回復した。しかし、国内市場は円高ドル安が進行したため売りが優勢となり、軒並み下落して取引を終えた。
 白金標準は軟調。欧州中央銀行(ECB)による金融政策の戦略見通しの結果発表を控えて対ユーロでの円高が進行した流れが、相場を圧迫した。

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