金ETF、2カ月ぶりの低水準に減少

2021/07/16 10:05:02

 ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7月12日に前日比2.91トン減少、14日に同2.91トン減少。15日現在で1034.37トンと5月19日(1031.27トン)以来2カ月ぶりの低水準。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が7月14日の議会証言で、インフレ率の上昇は「一時的」と従来の見解を繰り返し、緩和策縮小の条件とする雇用と物価の目標到達には「依然として遠い」と述べた。この発言を受けて早期の緩和縮小への警戒感が和らぎ、金利を生まない資産である金には支援材料となり、NY金は15日に一時1835ドルと、6月16日(1866ドル)以来1カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、SPDRゴールド・シェアの現物保有量の減少は続いている。米株式市場ではダウ業株30種平均とナスダック総合指数が9日と12日に史上最高値を更新。外国為替市場では、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染が世界的に拡大していることで安全資産としてのドルに買いが入ったうえ、米週間新規失業保険申請件数が1年4カ月ぶりの低水準に減少したこともドル高要因となったことが、投資資金の流出につながっている。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ