金ETFは減少傾向を継続、為替のドル高が圧迫材料

2021/07/21 10:02:27

 ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7月16日に前日比5.82トン減少した後は横ばいとなり、20日現在で1028.55トンと、5月14日(1028.36トン)以来2カ月ぶりの低水準。

 為替のドル高進行が圧迫材料となった。16日に発表された6月の米小売売上高が前月比0.6%増加と市場予想に反しプラスとなったことがドル買い材料。また、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染が世界的に広がる中、景気減速への懸念が強まり、安全資産とされるドルが買われた。
 ただ、新型コロナのデルタ変異株の感染拡大で、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産とされる米国債が買われ、米長期金利の指標である10年債利回りが今年2月初旬以来の低水準に低下したことは、金利を生まない資産である金の支援材料。また、実物資産である金も安全資産として見なされており、新型コロナの感染拡大によるリスク回避姿勢は金市場からの投資資金流出を抑制していることが考えられる。

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