29日のNY金、米FRB議長発言で上昇

2021/07/30 8:39:06

 29日のNY金は上昇。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比31.20ドル高の1835.80ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、米雇用が完全に回復し、緩和縮小に進むまでの道のりは「長い」との認識を示した。本日朝方に発表されたした4〜6月期の米実質GDP(国内総生産)速報値の伸びが市場予想を下回ったことも、利上げ前倒しへの警戒感を和らげ、金利を生まない資産である金の支援材料となった。
 また、外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことも買いの動きを後押しした。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ