27日のNY金、米FRB議長発言で続伸

2021/08/30 8:34:51

 27日のNY金は続伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比24.30ドル高の1819.50ドル。
 朝方は米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行したことで売りが優勢となり下落。しかし、その後は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の経済シンポジウムでの発言について、市場では「早期の量的緩和縮小に慎重な姿勢を示した」との見方が広がり、米10年物国債利回りが低下し、為替がドル安・ユーロ高に振れたことから買いが優勢となり上昇した。

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