16日のNY金は下落

2021/09/17 9:14:32

 16日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比38.10ドル安の1756.70ドル。
 米商務省の発表した8月の小売売上高が前月比0.7%増と、市場予想(0.8%減)に反して上昇したことを受け、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇。対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。また、来週21日、22日の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小(テーパリング)の開始時期が発表されるとの観測も、金相場の弱材料となった。

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