30日のNY金は急反発、米新規失業保険申請件数の増加などを受け

2021/10/01 9:01:09

 30日のNY金は急反発。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比34.1ドル高の1757.00ドルとなった。
   米労働省が30日に発表した9月25日までの1週間の新規失業保険申請件数が前週比1万1000件増の36万2000件となり、3週連続で増加。市場予想の33万5000件を上回ったことで、米労働市場の回復に対する懸念が強まりを背景に安全資産としての買いが入った他、先日までの下落に対する反動で値頃感からの買いが入り、大幅に反発した。また、中国の不動産開発大手、中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念や中国各地で工場の一時停止を引き起こしている電力不足などを巡る思惑なども支援材料視されている。
 なお、米議会上下両院が10月1日から始まる2022会計年度の一部資金を手当するつなぎ予算案を可決。12月3日までの予算を手当てする内容で、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる事態は当面回避された。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ