東京貴金属見通し=金は落ち着き処を探す展開か

2012/08/03 17:19:12

<金>
 今週の東京金は、注目度の高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)と欧州中央銀行(ECB)理事会でサプライズがなかったため、手じまい売り優勢となり値位置を切り下げての越週となった。
 来週は、重要イベント通過後の整理商い中心の取引となる中、地合いの軟化を背景に売り方有利で落ち着き処を探す展開となりそう。2日のECB理事会は期待外れの結果となったが、ドラギ総裁は今後数週間内に金融政策の詳細を詰めるとしており、ユーロ安によるゴールド売りは限定的か。国内金の先ぎりが4000円を割り込むようなら、下値を買い拾う動きが強まると読む。
 来週の先限予想中心レンジは3930円〜4070円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。欧米中央銀行による金融緩和政策への期待感から週央に上伸したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や欧州中央銀行(ECB)共に中央銀行の積極的な対応が見送られたことで地合いを弱め、先限は3500円の下値を試す展開となった。
 南アの産金会社が、価格下落を背景に産出量を削減しているため安値では買い拾われているが、欧州経済の先行き不透明感から上値が重い。また今後、スペイン経済の変調が問題視されるようであれば、世界的な景気後退観測が強まり、直近の7月24日安値3460円を下抜き、昨年12月30日安値3376円を試す展開になる可能性がある。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3600円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ