15日のNY金は反落、米株高や米長期金利の上昇を受け

2021/10/18 8:52:37

 15日のNY金は反落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比29.60ドル安の1768.30ドルとなった。
 米商務省が15日に発表した9月の米小売売上高は、前月比0.7%増加と市場予想の0.2%減に反し増加。また、好調な米金融大手6社の決算を受け、米株式市場が上昇したことや、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が約半年ぶりに6万ドル台を回復したことなどから、安全資産としての金需要が後退。米10年債利回りが上昇したことも、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となった。

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