26日のNY金は下落、米株高などを受け

2021/10/27 9:16:25

 26日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比13.40ドル安の1793.40ドルとなった。
 コンファレンス・ボードが26日に発表した10月の米消費者信頼感指数は113.8(1985年=100)と、前月の109.8(改定)から上昇し、市場予想(108.0)を大きく上回った。コンファレンス・ボードによると、新型コロナウイルスのデルタ型の感染が抑制されたことが要因。これを受け、投資家のリスク選好姿勢が強まると共に、安全資産とされる金は売られて下落した。また、米国の決算発表シーズンが本格化する中で、優良株で構成するダウ工業株30種平均とS&P総合500種が共に史上最高値を更新。米経済の回復への期待感が高まったことも、NY金の売り材料となった。

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