24日のNY金は小幅高、米FRBによる早期利上げ観測などが重しに

2021/11/25 8:43:00

 24日のNY金は小幅高。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比0.50ドル高の1784.30ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が24日に公表した11月2日、3日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、高インフレが続いた場合に資産購入を通じた量的金融緩和策の縮小ペースを速め、より迅速に利上げを実施することに複数の政策当局者が前向きな姿勢を見せていたことが分かった。また、欧州での新型コロナウイルス感染の再拡大により状況が悪化し、各国政府がより積極的な対応を見せれば、欧州経済全体の成長に懸念が生じるとの見方を背景に、欧米の金利差拡大への思惑が強まり、対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は、割高感からの売りに上値を押さえられる一方、先日の急落に対する買戻しに下値も支えられ、小幅な値動きに留まった。

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