30日のNY金は下落、パウエル米FRB議長のタカ派的発言を受け

2021/12/01 9:47:52

 30日のNY金は下落。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比8.70ドル安の1776.50ドルとなった。
 パウエル米FRB議長は30日、上院銀行委員会で証言し、経済が堅調でインフレ高進が来年半ばまで持続すると予想される中、12月に開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模な債券買い入れプログラムの縮小加速を検討すべきと発言。一部の投資家の間では利上げが前倒しされるとの観測も高まったことで、金利を生まない資産である金は売られて下落した。
 ただ、パウエル米FRB議長は同時に、ンフレの高まりが「一過性」という表現について見直す可能性があるとも述べ、インフレヘッジとして金を買う動きも強まり、下げ幅は限られた。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ