2日のNY金は下落、米国の量的緩和策の縮小ペースの加速観測を背景に

2021/12/03 8:51:30

 2日のNY金は下落。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比21.60ドル安の1762.70ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、12月14日から15日にかけての日程で開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、11月に決定した軌道よりも早いペースでの資産購入縮小を進める選択肢を協議することが妥当だとの考えを示していることが圧迫材料。また、11月の米雇用統計の発表を3日に控える中、米労働省が2日に発表した最新週の新規失業保険申請件数が22万2000件と、市場予想の24万件と比べ良好な内容となり、労働市場の改善傾向が示されると、対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りも入り、下げ幅を拡大した。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ