6日のNY金は下落、オミクロン株への懸念後退を受け

2021/12/07 8:59:26

 6日のNY金は下落。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比4.4ドル安の1779.50ドルとなった。
 バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は5日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」について、「現時点で重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、米株式が堅調に推移する一方、安全資産としての金需要が後退した。また、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、10日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えることが市場の様子見姿勢を強め、先日の上伸に対する調整の売りも入り、金は下落した。

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