13日のNY金は上伸、新型コロナウイルス変異種への警戒感を背景に

2021/12/14 8:47:38

 13日のNY金は上伸。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比3.50ドル高の1788.30ドルとなった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」による初の死者が英国で出たとの報道を受け、規制強化による年末の個人消費や経済活動への打撃が懸念されたことで、投資家のリスク回避姿勢が強まると共に、安全資産としての金は買われて上伸。インフレ高進懸念を背景としたインフレヘッジとしての買いも値を支えている。ただ、今週は14日と15日両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に加え、16日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会とイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策決定会合、16日と17日両日に日銀の金融政策決定会合など、中央銀行による政策決定会合が今週相次いで開催されることから全般的には様子見姿勢が強く、上げ幅は限られた。

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