15日のNY金は下落、米FOMC声明発表を挟んで上下動

2021/12/16 8:59:17

 15日のNY金は下落。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比7.80ドル安の1764.50ドルとなった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表に対する警戒感から売りが先行した。しかし、清算値確定後に公表された米FOMC声明は概ね市場の想定通りの内容だったため買い戻され、1780ドル付近で推移している。
 15日の米FOMCにおいて、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和の縮小(テーパリング)の加速を決定。量的緩和策の縮小ペースを加速させ、終了時期を2022年3月に前倒しする内容となった。また、米FOMC参加者による政策金利見通しでは、22年中に事実上のゼロ金利政策を解除し、22年の利上げ見通しは3回と前回(1回)から増加。21〜23年のインフレ見通しも引き上げられた。

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