17日のNY金は上伸、オミクロン株やインフレ高進への警戒感を背景に

2021/12/20 9:07:37

 17日のNY金は上伸。中心限月の期近2月限の清算値(終値)は前日比33.70ドル高の1798.20ドルとなった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の世界的な感染拡大を受け、各国政府が相次いで規制を再強化していることから、都市封鎖や渡航制限により、緩和に向かっていたサプライチェーン(供給網)が再度ひっ迫するとの見方や、インフレ高進への警戒感などを背景に、安全資産やインフレヘッジ手段としての買いが入り上伸。また、米長期金利が低下したことも、金利を生まない資産である金の支援材料となった。

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