27日のNY金は軟調、「オミクロン株」への過度な警戒感が後退

2021/12/28 9:31:36

 27日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値)は前日比2.90ドル安の1808.80ドルとなった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への過度な警戒感が後退する中、米国の年末商戦が好調な結果となり、消費の底堅さが示されたことで、投資家のリスク選好姿勢が強まると共に、安全資産とされる金は売られて下落した。ただ、対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いに支えられたことや、クリスマスと新年の間に挟まれ動意に乏しいことからも、下げ幅は限られた。

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