29日のNY金は下落、調整主導の動き

2021/12/30 8:54:38

 29日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値)は前日比5.10ドル安の1805.40ドルとなった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大する一方で、重症化リスクは低く、経済に与える影響は限定的との見方から投資家のリスク選好姿勢が強まり、安全資産とされる金は売られた。また、この時期はトレーダーの多くが休暇を取るため、年末を迎えた短期筋の手仕舞い売りなどにも押されて下落したとみられ、NY金は一時1789.10ドルまで下落した後、安値では買い拾われ下げ幅を縮小する、調整主導の動きとなった。
 なお、本年の市況配信は本日で終了し、来年は1月4日からの配信再開予定となります。

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