6日のNY金は下落、米FRBによる早期利上げ観測を背景に

2022/01/07 8:41:46

 6日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値)は前日比35.90ドル安の1789.20ドルとなった。
 5日に米連邦準備制度理事会(FRB)が公開した12月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨において、米FRBが早期利上げに前向きな姿勢が示されたことから、量的緩和の終了とほぼ同時となる3月の米FOMCでの利上げ観測が台頭。米長期金利の指標となる米10年債利回りが急上昇する一方、金利を生まない資産である金への売り圧力が強まった。また、対主要国通貨でのドル高が進行したことや、7日に米雇用統計の発表を控えて買いが手控えられたことも、相場が下押される要因となった。

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