14日のNY金は軟調、米長期金利の上昇やドル高を受け

2022/01/17 9:04:33

 14日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値)は前日比4.90ドル安の1816.5ドルとなった。
 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、欧州連合問題連絡協議会(COSAC)の演説で、ユーロ圏のインフレ率は年内に過去最高水準から低下するとした上で、ECBはインフレ率を2%目標まで低下させるために必要なあらゆる措置を講じる用意があると述べた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測を背景に、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。
 なお、17日の米国市場は「キング牧師生誕日」の祝日により休場。

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