25日のNY金は上伸、東欧や中東で地政学的緊張の高まりを背景に

2022/01/26 8:55:56

 25日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値)は前日比10.80ドル高の1852.50ドルとなった。
 東欧や中東で地政学的緊張が高まる中、金は安全資産としての買いが入り上伸。ロシアがウクライナを侵攻した場合に、ロシアから欧州向けの天然ガス供給が阻害されれば供給不足によるエネルギー危機が一段と悪化するとの警戒感から原油相場が上伸したことも、インフレヘッジとして金が買われる要因となった。
 25、26両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、今後の量的緩和の縮小(テーパリング)の筋道が示されると考えられているが、利上げ回数や政策に関する市場の見方は分かれており、26日(日本時間27日午前4時)に米FOMC声明へと注目が集まっている。

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