3日のNY金は下落、英国の政策金利引き上げなどを受け

2022/02/04 8:53:35

 3日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値)は前日比6.20ドル安の1804.10ドルとなった。
 英イングランド銀行(中央銀行)が3日の金融政策委員会で政策金利の引き上げを発表したことを受け、米国債の利回りが上昇したことから、金利を生まない資産である金は下落。その後は、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が同日のECB理事会後の記者会見でインフレへの警戒感を示し、欧州地域の年内利上げ観測が高まったことから、外国為替市場では対ユーロでのドル安が進行したため、ドル建てNY金は割安感からの買いに支えられ、下げ幅は限られた。

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