9日のNY金は上伸、米10年債利回りの低下やインフレ懸念を背景に

2022/02/10 8:50:21

 9日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値)は前日比8.70ドル高の1836.60ドルとなった。
 米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下したことで、金利を生まない資産である金は買われて上伸。また、米国のインフレ高止まりへの懸念も支援材料となった。10日発表予定の1月の米消費者物価指数(CPI)の市場予想は前年同月比7.3%上昇となり、前月の同7.0%上昇からインフレ圧力が強まるとみられている。

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