11日のNY金は上伸、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に

2022/02/14 8:44:11

 11日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値)は前日比4.70ドル高の1842.10ドルとなった。
 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ロシアによるウクライナ侵攻は「いつ始まってもおかしくない」と述べ、ウクライナ在住米国人に48時間以内に退避するよう呼び掛けた。これを受け、金は安全資産としての買いが入り上伸、約3週間ぶりの高値圏に浮上。また、10日に米労働省が発表した米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことから前日に急騰していた米10年債利回りが、ウクライナ情勢の緊迫化を受けた投資家のリスク回避姿勢の強まりを背景に下落したことも、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ