15日のNY金は下落、ウクライナを巡る地政学的緊張の緩和を受け

2022/02/16 8:38:24

 15日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値)は前日比13.20ドル安の1856.20ドルとなった。
 ロシア国防省は15日、ウクライナ国境付近での軍事演習を終えた軍の一部部隊の撤収を発表。ドイツのショルツ首相とロシアのプーチン大統領がモスクワで会談を行い、外交的努力を続ける方針を示したことで、ウクライナを巡る地政学的緊張がやや緩和し、投資家のリスク回避姿勢が後退すると共に、安全資産として買われていた金は売られて下落した。
 米労働省が15日に発表した1月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比1.0%上昇と、昨年5月以来8カ月ぶりの高水準となったが相場には響かず。16日に1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えることが、市場の様子見姿勢を強めた、

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