18日のNY金は軟調、ロシア軍のベラルーシ駐留の報を受け時間外では買い戻される

2022/02/21 8:41:45

 18日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値)は前日比2.2ドル安の1899.80ドルとなった。
 米国とロシアの協議への期待感から投資家のリスク回避姿勢が後退。安全資産としての需要が減少したことでNY金は一時売られて1900ドル台を割り込んだ。しかし、20日に行われたウクライナ北部と国境を接するベラルーシで行われているロシア軍とベラルーシ軍の合同軍事演習が終了後も、ウクライナ東部情勢の緊迫化を理由に、ロシア軍は現地に留まる方針が示されたことで、地政学的リスクが高まると共に、時間外取引で金は買い戻され、1900ドル高を回復した。

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