22日のNY金は下落、米FRBの利上げ観測を背景に

2022/03/23 9:04:41

 22日のNY金は下落。指標限月4月物の清算値(終値)は前日比8.00ドル安の1921.5ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の21日のタカ派的な発言を受け、市場では5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げが行われるとの見方が強まったことから、金利を生まない資産である金は売られて下落。対主要国通貨でのドル高をみた割高感からの売りにも下押された。ただ、ロシアのウクライナ侵攻の長期化やインフレ高進への懸念があるため、下げ幅は限られた。

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