28日のNY金は下落、ドル高や原油安などを受け

2022/03/29 8:49:31

 28日のNY金は下落。指標限月4月物の清算値(終値)は前日比14.40ドル安の1939.80ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを実施するとの観測を背景に、米長期金利が上昇すると共に対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。また、中国の上海市が28日から事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施し、中国のエネルギー需要を抑えるとの見方が強まったことや、29日から再開されるロシアとウクライナの停戦交渉への期待感から原油価格が下落。原油高を背景としたインフレ圧力が後退するとの思惑から、インフレヘッジとして買われていた金も売られて下落した。

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