20日のNY金は軟調、米長期金利の上昇を受け

2022/04/21 8:45:12

 20日のNY金は軟調。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比3.40ドル安の1955.60ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが加速するとの観測から、金利を生まない資産である金は売られて下落、指標6月物は一時1トロイオンス=1941.00ドルまで下落した。その後は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが2.98%まで上昇し、心理的に重要な水準の3%に近づいたことで金利の上昇が一服。調整の動きが強まる中、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金には割安感からの買いが入り下げ幅を縮小したものの、値を戻すには至らず、下落して取引を終えた。

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