26日のNY金は上伸、米長期金利の下落などを手掛かりに

2022/04/27 8:30:08

 26日のNY金は上伸。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比8.10ドル高の1904.10ドルとなった。
 中国の新型コロナウイルス対策としてのロックダウン(都市封鎖)により、同国を中心に世界経済が減速するとの懸念から米長期金利が下落したことが、金利を生まない資産である金にとっては支援材料。また、テクニカル主導の買戻しも入り、1トロイオンス=1900ドル台を回復して取引を終えた。
 ただ、来週の米公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)がバランスシートの縮小と追加利上げを実施すると見られていることや、対主要国通貨でのドル高進行が相場の上値を圧迫した。

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