9日のNY金は下落、ドル高や米金利上昇を受け

2022/05/10 9:27:27

 9日のNY金は下落。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比24.2ドル安の1858.6ドルとなった。
 米連邦準備理事会(FRB)が積極的にインフレを抑制して行くとの見方から米国債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は、割高感からの売りや、金利の上昇により保有することの機会費用が上昇することを嫌気した売りなどが入り下落した。また、11日(日本時間11日21時30分)に発表予定の4月の米消費者物価指数(CPI)の市場予想が前年同月比8.1%上昇と、前回の8.5%の伸びから鈍化するとみられていることも積極的な買いが手控えられる要因となった。

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