18日のNY金は下落、対主要国通貨でのドル高を受け

2022/05/19 8:48:33

 18日のNY金は下落。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比3.0ドル安の1815.9ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを実施する可能性があるとの観測から対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが先行して下落した。ただ、売り一巡後は、米住宅関連指標の悪化を受け、米FRBの積極的な金融引き締めにより米経済が減速する可能性があるとの見方や、インフレが企業収益や米経済の重荷になるとの懸念などから、米株式や米長期金利が下落。安全資産とされる金は買い戻され、下げ幅を縮小した。

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