13日のNY金は下落、対主要国通貨でのドル高を受け

2022/06/14 8:49:29

 13日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比43.7ドル安の1831.8ドルとなった。
 先週10日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びとなり、米国のインフレがピークを迎えたとの市場の思惑が後退すると共に、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極利上げで、米経済はリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が浮上。投資家のリスク選好姿勢が後退し、資産を現金化する動きが強まる中で、米株価は下落し、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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