23日のNY金は下落、パウエル米FRB議長発言などを背景としたドル高を受け

2022/06/24 9:13:37

 23日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比8.6ドル安の1829.8ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日、下院金融サービス委員会での議会証言において、約40年ぶりの高水準に達しているインフレの抑制に向けた取り組みに対し米FRBは「無条件」でコミットすると表明。また、S&Pグローバルが23日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.9と、前月5月の54.8から鈍化すると共に市場予想(54.0)を下回り、2021年2月以来の低水準となった。これを受けて対ユーロでのドル高が進行、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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