11日のNY金は下落、対ユーロでのドル高を受け

2022/07/12 8:50:24

 11日のNY金は下落。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前週末比10.60ドル安の1オンス=1731.70ドルとなった。
 ロシアからドイツに天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」が11日から10日間の保守点検期間に入り、ロシア産ガスの供給減少に対する警戒感を背景にリセッション(景気後退)懸念が高まったことでユーロ売りドル買いが進行。また、13日に発表予定の6月の米消費者物価指数(CPI)が米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを後押しする内容になる可能性があるとの見方からも対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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