12日のNY金は下落、欧州の景気後退への懸念を背景としたドル高などを受け

2022/07/13 9:13:25

 12日のNY金は下落。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前週末比6.9ドル安の1724.8ドルとなった。
 13日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米CPIが高いインフレ率を示す内容となれば、7月26日、27日両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の追加利上げが行われるとの思惑から、金利を生まない資産である金は調整の売りが入り下落。また、欧州がエネルギー危機により景気後退(リセッション)に陥るとの懸念からユーロ売りドル買いが進行。ドル建てNY金は割高感からの売りにも押されて下落した。

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