25日のNY金は下落、米FOMCを控えた調整主導の売り

2022/07/26 9:08:39

 25日のNY金は下落。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比8.3ドル安の1719.1ドルとなった。
 26日、27日両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75%の利上げを行うとの見方から、玉整理主導の売りが入り下落。また、ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムは25日、タービン1基を修理を理由に追加的に停止するため、「ノルドストリーム1」経由でのドイツ向けガス供給を供給能力の20%にまで縮小すると発表。エネルギー不足によるユーロ圏の経済活動の減速懸念を背景に、外国為替市場でユーロ売りドル買いが進行したことも、ドル建てNY金の上値を圧迫した。

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