1日のNY金は上伸、米国の景気後退懸念を背景に

2022/08/02 8:27:30

 1日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比5.9ドル高の1787.7ドルとなった。
 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した7月の製造業景気指数は52.8と6月の53.0から低下。米GDP(国内総生産)が2期連続でマイナス成長となり、米国の景気後退懸念が高まる中での低調な経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的に利上げを行うとの観測が後退。米長期金利が下落すると共に対主要国通貨でのドル安が進行する一方、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。

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