2日のNY金は堅調、一時1800ドル高を回復

2022/08/03 8:39:39

 2日のNY金は堅調、中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比2.0ドル高の1789.7ドルとなった。
 ペロシ米下院議長の台湾訪問による米中の緊張感の一段の高まりから投資家のリスク回避姿勢が強まると共に、安全資産としての買いが入り金は上伸。一時1800ドル台を回復した。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが積極的な利上げを継続する可能性を示唆するタカ派的な発言を行ったことで、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りや利益確定の売りなどに押されて反落する展開となった。

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