5日のNY金は下落、良好な米雇用統計などを受け

2022/08/08 8:35:53

 5日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比15.7ドル安の1791.2ドルとなった。
 米労働省が5日発表した7月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増と市場予想(25万人増)を大幅に上回り、2か月連続で拡大。米労働市場の回復が示されたため、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを行うことで景気後退(リセッション)に陥るとの懸念が後退すると共に、米FRBがインフレ抑制のために今後も利上げを継続するとの観測が強まり、米長期金利が上昇すると共に対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りや利益確定の売りなどが入り下落した。

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