16日のNY金は下落、米FRBによる積極利上げ観測を背景に

2022/08/17 9:16:40

 16日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比8.4ドル安の1789.7ドルとなった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による金利の引き上げ幅を巡る思惑主導の動きとなる中、米小売り大手の好決算を受け、米FRBに一段の利上げ余地があるとの見方が広がったことで、米朝金利の指標となる10年債利回りが上昇する一方、金利を生まない資産である金は下落した。また、中国で15日に発表された7月の小売売上高などの主要経済指標が市場予想を下回り、中国景気の先行きに対する警戒感が高まったことも弱材料。中国の金需要の多くは小口投資家が担うため、同国の景気後退は金需要を減少させる。
 市場では17日に公開予定の7月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目されている。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ