17日のNY金は下落、主要中銀による積極利上げ観測を背景に

2022/08/18 9:09:05

 17日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.0ドル安の1776.7ドルとなった。
 英国民統計局が17日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比10.1%上昇となり、前月の同9.4%上昇から伸び率が加速。インフレ高進の抑制のために、主要各国の中央銀行が積極的な利上げを実施するとの見方が強まったことで、金利を生まない資産である金は下落。その後、公表された7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「多く」の参加者がインフレ抑制のための過剰な金融引き締めが景気後退(リセッション)を招くリスクを認識していることが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場で考えられていたよりもハト派的との見方から、議事要旨の公表後に金は下げ幅を縮小したが値を戻すには至らず、マイナス圏で推移している。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ