18日のNY金は下落、米FRB高官らの発言などを受け

2022/08/19 8:48:08

 18日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比5.5ドル安の1771.2ドルとなった。
 米労働省が18日に発表した13日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比2000件減の25万件と、市場予想(26万5000件)に反して下落。労働市場の堅調さが示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地があるとの思惑が強まった。
 また、セントルイス連銀のブラード総裁の「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%ポイントの利上げ実施に賛成することに傾いている」との発言や、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁の9月の米FOMCで0.50%もしくは0.75%の利上げを行うことが「合理的」との発言が報じられたことも、米FRBによる積極利上げ観測を強め、金利を生まない資産である金は下落。対主要国通貨でのドル高が進行したことも、ドル建てNY金の上値を押さえた。

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